NGOオックスファムにのレポートによるとForbs長者番付の上位8人は世界の人口のうち経済的に恵まれない下半分にあたる36億人が保有する資産と同等の資産を保有しているという。日本においてもここ16年間で平均年収は60万円減少する一方で(民間給与実態調査)富裕層の世帯数は46%も伸びている(DIAMOND Online)。一億総中流社会が虚像となった今、富裕層がどのようように考え、何を実践しているのかは気になるところ。今回はLISTVERSEの「お金持ちがやっていて、恐らくあなたがやっていない10の事」を紹介したい。彼らのマインドセットに近づく事は自身が成功するための一歩となるかも知れない。
目次
1.お金持ちは中古品を買う
多くの人々は下着や食料ベッドなどを中古で買おうとは思わないだろうがお金持ちは人々が中古で買いたがらないものまで中古品を選ぶ。価格が下落する事の分かっている新車などは論外だ。買った新車の対価を取り戻すため最低10年は保有し大切に使う。
2.身の丈にあった買い物をする
お金持ちは基本的に家をキャッシュで買うか最低でも50%のディポジットを用意する。そして手取りの2.5倍以上の家を買う事もなければ新築の物件を買う事もほとんどない。新車と同じように価格下落のリスクを倦厭するからだ。きらびやかな億ションを買うのは本当のお金持ちではなく、エゴにまみれた偽物だ。
3.ライフロングの買いものをする
安ければ良いという考えは完全に間違っている。100ドルで5年持つ靴と1年以内に擦り切れる20ドルの靴。どちらが「良い靴」かは小学生でも分かる筈だ。彼らは自分の購入した資産価値を落とさないために可能な限り長く大事に使う。
4.良い取引に出会うまで待つ
長年の心理学のスタディの結果はあまりにも象徴的だ。「今すぐに5ドル貰うか2か月後に10ドル貰うか」という問いに対して多くの人は前者を選ぶ。お金持ちは決してそんな事はせず、ベストなタイミングが来るまで2か月どころか場合によっては10年でも待つ。
5.引退しない
手早くにお金持ちになる事など出来ない。お金持ちは資産を築くためにライフロングで倹約と節制をする。彼らは莫大な資産を築いてバイアウトしたとしても、情熱を注ぐための小規模なビジネスを始める。お金持ちは暇を嫌い忙しくしている事を好むという事実も引退しない理由の一つだ。
6.慎ましく倹約である
倹約はお金持ちの間では常識だ。賢明な母親が買い物袋を捨てずに何かの目的で必要となるまで保管し続けるといった事は誰しもの記憶の片隅にあるはずだ。倹約は実はとても楽しい事だという事はあまり知られていない。倹約する癖がつくと、何か物を買った後にその価値をどうやって最大化させるかを考えるようになる。実際に支出よりも多くの価値を生み出す瞬間に出会えたならばそれは幸福感を得られるばかりか、全ての買い物に対して僅かな注意を向ける事で結果的に膨大な額を節約できる。
7.クーポンを使う
あるスタディによると( The Millionaire Next Door: The Surprising Secrets Of America’s Wealthy)お金持ちの多くは実際に自分が使うクーポンよりも多くのクーポンを保管している。自身のパートナーや家族が浪費するのを防ぐためだ。また過剰なまでにクーポンを集める事で購買意欲を制限するという目的もある。
8.支出の管理
お金持ちは支出に神経を尖らせる。中央銀行が紙幣を刷る度に物価が相対的に上昇する事を彼らは知っている(中央銀行がそれを辞めない事も)。そのため時間をかけてバランスシートと睨めっこをするのだ。バランスシートを見ながら無駄な支出がないかを思案する時間とお金持ちになる確率には相関があると言われている。
9.有形資産に投資する。
お金持ちは自分をより豊かにする有形資産に投資する。絵画、ワインや金塊だ。これらは資産として価値を持つがこれらの共通点として簡単に売れないといった特徴もある。
10.お金持ちである事を隠す
本当のお金持ちは自分がお金持ちである事を周りの人に悟られない。ありふれた隣人であり、古い車に乗り、あなたの同じように何時間も働く。豪華なものを身にまとい他人と競いあうのはバカけた事だと知っているのだ。