アメリカの投資ファンド、ソロス・ファンド・マネジメントが、仮想通貨投資を行うことを明らかにした。同ファンドは約260億ドル相当の資産を運用している。ソロス・ファンドで、グローバルなマクロ経済投資の責任者である アダム・フィッシャー氏 が、既に仮想通貨投資について内部の承認を得ているが、「まだ実際の投資は行っていない」と伝えている。
ソロス氏は昨年、既に仮想通貨関連の投資を行っており、同氏の投資ファンドは、ビットコイン決済事業を行うオーバーストック・ドット・コムの筆頭株主になっている。
ソロス氏は敏腕投資家として有名だ。
ソロス氏は1992年のポンド危機の際、ポンド相場が実勢に合わないほど高止まりしていると考え、ポンドを売り浴びせた。最終的に利上げや介入でポンドを防衛していた英国の中央銀行に勝利し、大きな収益を得た経歴を持つ。