海産物産業にとって詐欺はとても大きな問題
海洋環境保全団体は、200件の調査から集計したデータに基づき、米国の海産物は20％が正しい表記がされていないことがわかった。この誤ったラベルは、世界的な健康、経済、保全努力など広範囲に影響を及ぼす。これは、ブロックチェーンテクノロジーで変えることができるようだ。
調査は、レストラン、寿司会場、食料品店など小売店に限られていたためサプライチェーンの海産物詐欺が実際にどこで行われているのか正確にはわかっていない。問題はトレーサビリティーにあり、サプライチェーンに沿った詳細で透明な記録は、誤ったラベルの記載を減らすのに役立つ可能性がある。
シーフード ブロックチェーン
ブロックチェーン技術は、トランザクションを記録するための単純で安全な方法となる。
インテルは2017年4月、ブロックチェーンの作成と管理のためのプラットフォーム「Hyperledger Sawtooth」がいかにしてシーフードのサプライチェーンを透明化できるかを発表した。
インテルと同様に、世界自然保護基金（WWF）とそのパートナーはブロックチェーン上のサプライチェーンにそったすべてのステップを記録することにより、違法なマグロ漁業がいなくなることを目指している。
ブロックチェーン技術により、すぐにスマートフォンアプリを使用してマグロのパッケージをスキャンすると、マグロがどこで漁獲されたのか、どの船や漁法によって捕獲されたのかがわかる。
と、WWFニュージーランドのCEO Livia Esterhazyがプレスリリースした。
これにより消費者は、法的に捕獲された魚を購入していることが確信できるという。
出典” https://www.newsbtc.com/ ”
