Bitcoinはダークウェブ(アクセスするために特定のソフトウェア、設定、認証が必要なネットワーク)上での取引で問題となっている。
Recorded Future社によると、非中央集権と匿名性の効果もあり、Bitcoinは常にダークウェブでは暗号通貨選択の際の選択の1つとされて来たが、Bitcoinの価格上昇により売買では使われなくなってきているという。
予想外の事だがRecorded Future社は、現在最も使用されている通貨はZCashやMoneroのような個人情報保護が強化された新規暗号通貨ではなく、Litecoinであると報告している。
「ダークマーケットでは、今現在Litecoinは2番目に人気の暗号通貨となっています。次いで、Dashが20%で二番手です。それにBitcoin Cashが13%で続いた。」-Recorded Future社
また今回の報告では、追跡不可能と考える人の多いMoneroが英語圏で人気の中、ロシアでは特にLitecoinが人気であるとも報告されている。
Record Future社のAndrei Barysevich氏は、電話にてLitecoinの人気には2つの理由があると述べた。まず、最も古い暗号通貨の1つであるLitecoinは多くの取引所でも利用可能な上、Bitcoinよりも取引速度が格段に早く便利であるということ。2つ目は、Litecoinはオフライン上での暗号通貨保持のためのコールドウォレットの生産者の支持を受けているからということである。
「表面上、この発見はある意味驚きでしたが、犯罪者は結局のところビジネスマンで、客に購入を促すために可能な限り簡単な方法にしたいのです。」とBarysevich氏は言う。
また今回の報告は、Dashが犯罪方面で次の支配的な暗号通貨になると予測している他、最初の仮想通貨であるBitcoinはほとんどの犯罪者に取っていまだ王道的価値を保持し続けるであろうとも告げてる。
出典” https://www.newsbtc.com/ ”