香港法人のHoubi Japan(フォビ・ジャパン)は日本の金融庁認可の仮想通貨取引所Bittradeを実質的に買収した事が12日明らかになった。
ビットトレードのプレスリリースによるとBittradeの親会社True Jouyful Limited(シンガポール)からHoubi Japanに株式が100%異動される。
今回の株式譲渡により、ビットトレードの株主構成は、FXトレードが引き続き25%の株式を持ち、Houbi Japan Holdingsが実質的に75%を持つことになる。なお買収額は明らかにさえれていない。
2013年に設立された仮想通貨取引所のHoubiは一時期取引高世界一を記録した事もあるが昨年の中国本土での規制に伴い積極的に海外展開を行ってきた。
同社は昨年末SBIグループと資本・業務提携を発表し、日本語メディアを開設するなど本格的な日本進出についてはかねてより話題になっていた。今年3月に韓国にも進出している。
HoubiのCFOクリス・リーはビジネスインサイダーでのインタビューにて以下のように抱負を語る。
「これは始まりにすぎない我々は日本の仮想通貨市場での独占的な地位の確立を目指す。」
仮想通貨関連事業では多くのユニコーン企業が中国から生まれているがそこに欧米や日本のコピーをするだけの慣れ親しんだ過去の姿はない。
(出典:businessinsider.com)