第3回仮想通貨・ブロックチェーン業界合同企業説明会in東京

2018年11月24日(土)に株式会社withBにより開催された、第3回「仮想通貨・ブロックチェーン業界合同企業説明会」に参加して来ました

 

今年の2月、開催の第1回「エンジニア向け」、4月開催の第2回「金融業界経験者向け」に引き続き、今回は初となる「全職種対象」という事もあり、様々なバックグラウンドを持つ参加者で会場が賑わいました。

主催の株式会社withB Founder 兼 顧問、株式会社グラコネ代表取締役の藤本真衣氏のオープニングスピーチから始まり、業界でもお馴染みの各企業のピッチとトークセッションが行われ、6時間という長丁場にも関わらず、会場は常に熱気を帯びていました。

 

HashHubトークセッションではHashHubからはヨリコビール氏と平野淳也氏が、そしてBlockBase株式会社の真木大樹氏、フレセッツ株式会社の日向理彦氏がそれぞれ登壇し、ブロックチェーン業界に入ったキッカケや魅力、そしてブロックチェーンエンジニアとして働くために何から始めれば良いのか、ブロックチェーン業界で求められる人材についてを語りました。

 

「業界内で空いているポジションは沢山あります。基本的にエンジニアは引く手あまたですが、ブロックチェーンとビジネスを両方理解しているビジネスディベロップメント人材なども不足しています。例えばブロックチェーンのアーキテクツを理解していながら、セキュリティトークンの話が出来る人も、因数分解能力、ビジネスの実行能力、そして技術への興味がある人はあらゆる会社から声がかけられるのかなと思います。」(平野淳也氏)

 

Neutrinoのセッションでは、Neutrinoのコミュニティマネージャーの服部摩耶斗氏が司会を担当し、株式会社Catabiraの池内孝啓氏、Quantstampの岡洋平氏、そしてALISの水澤貴氏が登壇しました

岡洋平氏は2017年に無人コンビニAmazon Goの開発に携わっており、2018年6月からQuantstampに参画。岡氏はスマートコントラクトのコード監査など、開発現場ならではの知見を語り、参加者は真剣に耳を傾けていました。

 

CoinPostのトークセッションに登壇したのは、ビットコインサバイバーの田原彩香氏、CoinPostの名務貴仁氏、Graconeの藤本真衣氏、そして税理士の柳澤賢仁氏。各国の規制の状況や今後の業界のトレンドなどについてディスカッションを行いました。

「今回のイベントを全職種を対象にした理由はエンジニア以外にも金融の専門家やコンプライアンスオフィサーなど様々な人材のニーズがあったからです。コミュニティマネージャーなども各企業の皆さんは絶賛募集中です。」藤本氏

「この業界の人達は皆、個性的で面白い人ばかりです。是非、沢山の方々にこの業界に入って来てもらい、もっと業界が盛り上がれば良いなと考えています」柳澤氏

 

今回の合同説明会は全職種対象という事もあり、本当に様々なバックグラウンドを持つ参加者が多く、皆さんとても真剣にこの仮想通貨・ブロックチェーン業界で働く事を検討されている様子でした。仮想通貨の価格は軒並み低迷していますが、会場は終始、熱気を帯びており、各企業の皆さんもこの業界を盛り上げる!という気迫が感じられました。

 

withBは引き続き仮想通貨・ブロックチェーン企業合同説明会を開催していくようです。少しでも興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

【出展企業】

・株式会社bitFlyer
・株式会社ビットポイントジャパン
・Fressets株式会社
・株式会社ワイレックス・ジャパン
・株式会社メタップス
・リアルワールドゲームス株式会社
・Omise Japan株式会社
・ブロックチェーンロック株式会社
・PundiX
・Quantstamp
・有限責任あずさ監査法人

【協力】
・Neutrino
・株式会社HashHub
・株式会社techtec
・株式会社CoinPost

【後援】
一般社団法人 日本ブロックチェーン協会(JBA)

【主催】

株式会社withB