様々なグローバル金融機関との提携を進めているリップルは今最も注目度が高いアルトコインと言える。
今回はリップルについて、テクニカル分析手法を用いてチャート分析を行いたい。
<リップルのマーケット分析>
価格上昇が進んでいる割に相対的力指数(RSI)では割高感は示しておらず、今買ったとしても割高掴みにはならなそうだ。
またストキャスティクス(Stoch)では短期線(青線)が長期線(赤線)を下から上に突き上げており、チャートの勢いが強いことが確認できる。
またアルーン(Aroon)ではUPラインがDOWNラインを下から突き上げる直前の形を形成しており、買い場としては格好のチャンスと捉えることができそうだ。
<まとめ>
現在のリップルはテクニカル分析上では今後も堅調な伸びを続ける可能性が高い。他の仮想通貨と比較しても堅調に推移しており、着実にファンが根付いているようだ。
▼相対的力指数(RSI)とは
RSIは、直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測しようとする指標。直近n期間の各時点における終値ベースの変動幅、つまり、上昇幅の累計と下落幅の累計を合計し、そのうち上昇幅の累計が全体の何%を占めているのかを計る指標である。つまり、RSIは100%に近いほど買われすぎ、0%に近いほど売られすぎを示す。
▼ストキャスティクス(Stoch)とは
過去における高値、安値に対して、当日の終値がどのような位置にあるかを数値化したもので、「%K」「%D」「%SD」という3つの指数から構成される。基本となる指数は「%K」である。これは、一定期間内に動いた値幅の範囲(最高値-最安値)を100とした場合に、現在の価格(その時点での最新の終値を用いるのが一般的)が、その何%のところに位置しているのかを示す数値となる。
▼アルーン(Aroon)とは
トレンド転換点を探ったり、トレンドが発生しているのかを判断する指標。
<買いサイン>
買いシグナルの判断基準としては、アルーンアップがアルーンダウンを下から上にクロスして突き抜けたタイミングもしくはアルーンアップが、100になった場合は上昇トレンドの始りを示唆している。
また、その後もアルーンアップが70以上で推移しているときには、上昇トレンドが形成されていることを意味する。アルーンダウンが50%を割ってきた際は下降トレンドの終りを表す。
<売りサイン>
売りシグナルの判断基準としては売アルーンダウンがアルーンアップを下から上に突き抜けたタイムングもしくはアルーンアップと同じようにアルーンダウンが、100になった場合は下降トレンドの始りを示唆している。その後もアルーンダウンが70以上で推移している場合は、下降トレンドが形成されたことを表す。
出典:ビットトレード
https://lp.bittrade.co.jp